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卸売・小売業

卸売・小売業ではコールセンター、EC、店舗、物流拠点などでそれぞれシステムが独立して運用され、受注情報、在庫情報、売上情報、顧客情報などが分散しています。そうした環境下において、データ統合は最優先の課題となります。ブランド価値に直結することもあり、データ統合を実現するにあたってよく重視される点として、個人情報の適切な管理があります。セキュリティ要件を満たすのは当然のことながら、見落とされがちなのが膨大なデータの転送とリアルタイムの運用を実現させることです。
個人情報の漏洩を防ぐデータマスキング、特権ユーザを含む監査機能、緊急時の即時復旧を実現するDR(災害対策)、そして大規模なオンライントランザクションに耐えられるレプリケーションなどのソリューションの導入によって、これらの課題を克服することができます。特に海外展開する組織や扱う情報量の大きい組織ほどこうしたソリューションによる効果は絶大です。

従来のETLやデータベースライセンスに膨大なコストを費やすことなくDXを実現するために、インサイトテクノロジーはプリセールスから作業・運用まで、すべてのフェーズでお手伝いします。

ユースケース

ミッションクリティカルなデータベースの移行
基幹システムやECなどのデータベース拡張やクラウド移行、サービスの追加などのたびに、アプリケーション、SQLの動作確認が発生します。しかし、その都度システムを停止させていたのでは売上が減少してしまいます。そのため、品質と網羅性を担保しながら、既存システムを稼働させ続けることが重要です。こうした条件を満たしながら、データベース移行に伴うSQLアプリケーションへの影響をアセスメントできる「Insight SQL Testing(Insight Database Testing)」をご利用ください。
個人情報保護の徹底
重要な顧客情報を保護するため、個人情報の一元管理とデータベース監査ツールの導入は必須です。マスキングツールを利用することで、これまで活用することが難しかったデータをマーケティング分析業務に利用できるようになったり、日々拡張するシステムの開発検証業務を効率化したりすることができます。
多数拠点をつなぐ24時間365日の運用
店舗をはじめ拠点が海外など広範囲に存在する組織では、在庫管理や販売管理の一元化と災害対策環境の構築が重要です。24時間365日の運用を続けながら災害・障害時における被害を最低限にとどめるため、膨大なデータのリアルタイム転送、緊急時のデータベース復旧などが可能なソリューションの導入は事業継続の生命線になります。

 

 

事例紹介

Qlikデータ統合

株式会社千趣会

千趣会は、それまで利用していたオンプレミス環境をすべてAWSに移行する「脱ホスト」プロジェクトで、データインテグレーションツールとして導入したのは「Qlik Replicate」だった。

Insight Masking

株式会社千趣会

オンプレミス環境で運用していたシステムをすべてAWSに移行する際、ECサイトの膨大な個人情報の移行漏れを防ぐため千趣会が検証データ作成に利用したのは「Insight Data Masking」だった。

Dbvisit StandbyMP

セブン- イレブン(フィリピン)

セブンイレブン・フィリピンの在庫管理システムは、24時間365日の運用が必須となっていました。そのため、緊急時に即座に起動でき、確実かつ信頼性の高いDRソリューションが必要で、Dbvisitが選ばれました。

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