唯一無二のデータベース管理自動化ソリューション「Insight SQL Testing」が⽣成AI対応を強化したアップデート版をリリース 導入数が増加するSnowflakeへの対応も強化

人力では不可能な検証によりDX基盤の最適化、人材不足の解決へ向け進化 日本企業のDX化課題に関する最新調査も発表

株式会社インサイトテクノロジー(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:森田 俊哉、以下:インサイトテクノロジー)は、SQLテストツール「Insight SQL Testing」がAmazon Bedrockに対応したver.4.2をリリースしたことをお知らせします。

開発背景:企業のデータベースのクラウド化によりDX推進に貢献

 多くの日本企業において、このままレガシーシステムに依存し続けると大規模なITコストの増加や業務の非効率化、IT人材不足により莫大な経済的損失が発生するのではないかと懸念されています。そうした背景をうけ、近年クラウド環境の導入・移行に踏み切る企業が増加しています。

セキュリティ対策やランニングコスト削減、ビジネススピード加速など、圧倒的に利点の大きいクラウド化ですが、唯一といえる欠点は定期的なバージョンアップです。データベース(以下:DB)はクラウドに移行して完結するものではありません。最新のバージョンに対応するためには膨大な検証やテストをくり返す必要があり、「コスト」、「時間」、「人材」といったリソースが必要です。

 当社が2019年に発売開始した「Insight SQL Testing」は、クラウド移行時やバージョンアップ時に、移行後の環境でSQLアプリケーションが正しく機能するかを自動でテスト・修正が可能です。また、手動検証では不可能レベルの膨大なシミュレーションが実施でき、本番環境の検証も可能になることで、“いざ本番に移したらエラーでシステムがダウンしてしまった”などの経営リスクを未然に防ぐことのできる唯一無二のソリューションです。

⽣成AIを強化した「Insight SQL Testing」Ver.4.2の特徴

 「Insight SQL Testing」は、本番環境でアプリケーションが発⾏するSQLを⾃動収集し、収集したSQLを⾃動でテストします。さらに定期的にDB移⾏先、バージョンアップ先からSQLを取得し、アセスメントを行います。

今回のバージョンアップでは生成AIによるエラー説明・修正案の提示機能が強化されました。

1, 生成AIによるエラー分析機能を強化

Ver.4.0からスタートしたAmazon Bedrock対応がより強化され、複数の推論モデルを利用できるようになりました。
また、製品側で用意したプロンプト(生成AIに対する指示や質問)以外に、ユーザー側でカスタムしたプロンプトを使用することが可能です。カスタムしたプロンプトを保存し、別の分析の際に利用することもできます。
これにより、SQLの修正工数を大きく削減することが可能になりました。

2, 結果区分「性能劣化」の適用範囲を拡大

現在運用中のSQLを自動収集し、移行・バージョンアップ後のDBとでパフォーマンスの比較を行うことで、SQLの性能劣化が一目で判断可能です。
本番環境に適用する前にパフォーマンスの測定ができるため、移行・バージョンアップ時のリスクを回避し、工数削減に貢献します。

3, ターゲットDBとしてSnowflakeに対応

ver.4.1より対応を開始したSnowflakeについても、同様に最新の生成AIを用いてSQLの修正提案や分析ができるようになりました。

半数が未だオンプレミスと判明 最新調査で日本企業のDX課題が浮き彫りに

昨今、さまざまなクラウドサービスが増加していますが、当社が2024年9月に実施した調査では、企業のDB環境はオンプレミスが未だ半数を占めています。
 一方でクラウドのマネージドデータベース利用は、AWS RDS/Aurora (43%), Azure/GCP (22%)と、いずれかのデータベース利用は全体の52%に達しており、オンプレミスのみの利用とクラウドDB活用を進める企業で二極化している状況です。
企業の基幹システムのクラウド化の有無がDX推進の大きな分岐点だと当社は考えております。

事前テストで安全にアップデートを!
「Insight SQL Testing」は企業のクラウド移行のハードルを下げる効果も

クラウド化をすると何が起こるかわからないという不安から、オンプレミスを利用し続けている企業もまだまだ多い実態があり、日本でDX化が進まない要因の1つともいえます。
今回の調査でも、クラウドDBのバージョンアップにおいて、テストをスキップしているケースが40%もありました。その一方で、SQLに修正が必要なのか、影響範囲が分からなかったとの課題感が46%と、約半数がSQLの互換性に不安を抱えながらもテストをせずにバージョンアップを実施している実態があることがわかりました。

セキュリティ対策やランニングコスト削減効果、ビジネススピード加速など、圧倒的に利点の大きいクラウド化ですが、クラウドのマネージドDB (AWS RDS/Aurora)のバージョンアップは1年に1回の頻度が最多(46%~48%)という結果にあるように、定期的なバージョンアップが必要となります。
 バージョンアップ時のリスクが十分に認知されていないことで経営にもかかわるような思わぬトラブルが発生することが危惧されており、実際、基幹システムの移行トラブルが大きな社会問題に発展した事例があります。
Insight SQL TestingではクラウドDBの移行・アップデートにあたり、事前に手動では不可能な網羅性の高いテストをすることで、安心・安全に実行することが可能です。

調査概要
手法:インターネット
調査時期:2024年9月
調査サンプル:会社員として業務上でデータベースを扱う全国の男女330名]

Insight SQL Testing導入キャンペーンについて

インサイトテクノロジーでは、Insight SQL Testingのアップデートリリースを記念して、よりスムーズにInsight SQL Testingを使い始めていただける導入キャンペーンを実施します。パートナー様よりご提供されるバージョンアップ支援サービスとあわせて、より安定したプロジェクト運用をご提供いたしますので、この機会にぜひ導入をご検討ください。

≪キャンペーン概要≫
期間:2024年10月17日~2024年12月31日
対象:期間中にInsight SQL Testingを導入いただいた企業のうち先着5社
内容:通常有償のQ&A対応(技術支援)30時間分を無償提供
お問い合わせURL:https://www.insight-tec.com/products/sqltesting/#f

「Insight SQL Testing」について

「Insight SQL Testing」は、データベースの移行/バージョンアップで必要なSQLアプリケーションのアセスメントを自動化し、作業コストを削減します。

オンプレミスやクラウドにかかわらず、マルチデータベースに対応しており、現行稼働データベースで発行されたSQLを収集し、テスト対象のデータベースで評価・実行します。

製品ページ:https://www.insight-tec.com/products/sqltesting/

「Insight SQL Testing」はAWS Marketplaceからも簡単に導入できます。
AWS Marketplace上の製品ページは下記リンクよりご確認ください。

Insight SQL Testing – AWS Marketplace
URL:https://aws.amazon.com/marketplace/pp/prodview-okilzstcrioto?sr=0-5&ref_=beagle&applicationId=AWSMPContessa

インサイトテクノロジーについて

 インサイトテクノロジーは、1995年の創業時から一貫してデータベース技術を追究し、企業自らが良質なインサイトを得るためのデータ活用基盤「インサイト・インフラ」関連の製品をプロフェッショナルサービスとともに提供しています。

 現在では、企業におけるデータの価値を最大化できるよう、データ利活用の統制を図り、データ活用推進を支える攻めと守りの両面のメリットをもたらすデータガバナンスソリューションを提供しています。

 また、インサイトテクノロジーが主催するデータ技術者向けカンファレンス「db tech showcase」には、世界中からデータ技術のエキスパートが講師として登壇し、毎年1,000名規模のエンジニアが参加しています。

・株式会社インサイトテクノロジー URL:https://www.insight-tec.com/
・db tech showcase URL:https://www.db-tech-showcase.com/

※記載されている企業名、商品名、サービス名は、株式会社インサイトテクノロジーならびに各社の商標または登録商標です。

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