株式会社インサイトテクノロジー(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:森田 俊哉、以下:インサイトテクノロジー)は、2021年4月20日よりシステム開発、データ分析、クラウド移行のための高性能データマスキングツール「Insight Data Masking」の最新版である「v1.5」のご提供とサポートを開始したことを発表します。
「Insight Data Masking v1.5」は、2020年9月にリリースした「v1.0」に対する市場からの意見を反映し、機能拡張を実施しました。
「v1.5」では、以下の機能拡張が行われています。
データベースへのマスキング
CSVファイルへのデータマスキング、Qlik Replicate(TM)と連携したレプリケーション時のデータマスキングに加え、Oracle Database上のデータを直接マスキングデータに変換することが可能になりました。
操作性の向上
再利用可能なアルゴリズムのテンプレート、アルゴリズム設定時の結果プレビューなどの機能改善により、ユーザーがより簡易かつ直感的にGUIを扱えるようになりました。
対応環境
⚫︎マネジメントサーバー(Insight Data Masking Manager)の環境:
* VMware ESXiで動作する仮想アプライアンス
* Amazon EC2上で稼働するAMI
⚫︎vCPU :1~
⚫︎メモリ :4GB~
⚫︎ディスク:50GB~
⚫︎対象DB:
* Oracle Database 12c~ ※詳細はお問い合わせください
* Qlik Replicate連携時はそのサポート対象データソースに従う
「Insight Data Masking」について
Insight Data Maskingは、システム開発、データ分析、クラウド移行のためのデータマスキングツールです。本番環境からリストアされた開発用データベースを、システムテストに利用する機会が度々ありますが、個人情報など保護すべき情報を含む場合データマスキングは不可欠です。Insight Data Maskingを用いると、作成されたマスキングデータで本番環境と同等のアプリケーションの機能テスト・性能評価テストが可能となります。
Insight Data Maskingならユニーク性、参照整合性、カーディナリティを維持した状態の本番同等データの生成を瞬時に行い、匿名化・秘匿化の工程の大部分を自動化することが可能になり、多くのユーザーを機密情報の保護という煩わしく非生産的な作業から解き放ちます。さらにInsight Data Maskingは純国産のマルチバイト対応のマスキングツールのため、日本語を完全にサポートしており、日本国内のお客様が安心してご利用いただけるようになっております。
インサイトテクノロジーについて
株式会社インサイトテクノロジーは、1995年の創業以来、企業におけるデータの価値を最大化するために何が必要かを常に考え、データベースの専門家集団として、必要な製品やサービスを提供し続けてきました。しかし、データを貯め込むこと、そこからインフォメーション(情報)を得ること自体はお客様の課題解決に直接つながるものではありません。そこから得られる「インサイト」(本質を導き出すための洞察)こそが、お客様の経営に価値をもたらすと確信しています。社名の通り、データを活用しデータからお客様が求める「本質」を得られるために、「データ」と「AI」から得た「Insight」によって、新しく豊かな社会を創造できるように、ソフトウェア、ハードウェア、サービスなど特定の分野や形態に捕らわれず、お客様そして社会が必要とされる物をご提供しています。自社開発のセキュリティ監査ソフト「PISO」は、導入企業約700社、データベース監査市場で13年連続国内シェアNo1*の実績があります。またインサイトテクノロジーが主催するデータベース技術者向けカンファレンス「db tech showcase」には世界中からデータベースのエキスパートが講師として参加し、毎年1,000名規模のエンジニアが参加しています。
URL:
https://www.insight-tec.com/
*出典:内部脅威対策ソリューション市場の現状と将来展望 2020年度(デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社)
※記載されている企業名、商品名、サービス名は、株式会社インサイトテクノロジーならびに各社の商標または登録商標です。
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関連製品ページ
https://www.insight-tec.com/products/idm/