1年が短く感じる理由と私の対策

年齢を重ねれば重ねるほど、1年が短く感じませんか?

私も毎年12月になるたびにもうこんな時期かと驚くのを繰り返していますが、そのサイクルが年々早くなっているように感じます。これは一般的にもよく言われることですが、同じ一年でも10歳の人にとっては人生の1/10なのに対して、50歳の人にとっては人生のたった1/50です。そのため、年齢が上がるにつれ相対的に1年が短くなるように感じるのだと思います。

また、結婚や子供の誕生、入学式、卒業式など、身の回りの環境が大きく変化するようなライフイベントは主に若い時期に発生します。一方で、年齢を重ねると日々何かと忙しくはあるものの、同じようなリズムで生活が過ぎて行き、変化が乏しくなりがちです。

なぜ年齢を重ねると1年が短く感じるのかを調べてみると、上記のような理由とともに「展望的時間」と「回想的時間」という言葉で説明しているサイトを見つけました。「展望的時間」=将来を見通す時間は、比較的長く感じる傾向があるそうです。また、「回想的時間」=過去を振り返る時間は、印象的な出来事が少ないと短く感じるそうです。確かに私自身も最近は印象的な出来事が減っており、そのことが1年が短く感じる原因の1つになっているように思いました。

逆に言うと、印象的な経験を新しく積むことで1年を長く感じることができそうです。そのための簡単な方法としては、やはり外出することでしょうか。外出する機会が減ると、新しい経験を積む機会も減ってしまいます。私自身は外出する機会は多い方だと思いますが、それでも身近な環境の変化以外では海外旅行などでもしなければ、なかなか新しい経験をすることがありません。しかも年々その機会も減っています。

少し話は逸れますが、思い起こせば私の海外旅行ではたくさんのトラブルを経験しました。その中から2つ印象的な出来事を紹介させてください。

1つ目はラスベガス出張の際の出来事です。空港で帰りの便のチェックイン手続きをしていたところ、ラスベガスからサンフランシスコへの便が天候の都合で飛行機がキャンセルされてしまいました。結局翌日の便に乗ることになり、もともと予定していたサンフランシスコから東京への乗り継ぎの飛行機にも乗れなくなってしまうということがありました。このときは、同行したメンバーの粘り強い交渉により他社便へ振り替えをすることができましたが、乗り替えの時間がギリギリしかなく、真夜中のサンフランシスコ空港の地下通路を走って何とか東京に帰ることができました。

2つ目は30代の頃にサンフランシスコに行ったときのことです。街中のカメラ屋で値切ってカメラを購入したところ、カード決済時にカメラの保護ケースやストラップなど頼んでいないものが追加されており、交渉した価格より大幅に高くなっていたことがあります。このときは、カード決済直前に気付いて購入を中止しましたが、怖い経験でした。

このような経験は、強く印象に残りますよね。

この他にも、海外旅行では高確率でポジティブ・ネガティブ両方の面で印象深い出来事に遭遇してきました。そのことを思い返すとどうしても腰が重くなりがちですが、今年は思い切って海外旅行に行こうと思います。そして、年末にこの思い出を振り返ることで今年の1年は長かったなあと感じてみたいですね。

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