明けましておめでとうございます。
皆さまの年末年始は、どうでしたか?今回のお正月休みは、カレンダーの並びが良く9連休だったという方も多いと思います。休み明けは、久しぶりに人と話すという方もいらっしゃるでしょう。
2024年は、このブログでも多く取り上げたように、IT業界に限らずAIが最も話題になった年でしたね。AIをはじめとするITのツールが人の代わりを務めるようになれば、人の仕事が減ったり、変わったりするのは必然です。一方でコロナ禍により進んだリモートワークにも限界があるという認識が拡がり、Amazonをはじめ週5日の出社に回帰する企業が出てきました。表情や声色、うなずきなど細かい部分のコミュニケーションがリモートツールの画面では取りづらく、顔を合わせて仕事をした方がいいと考える企業が増えているのだと思います。
私も今回のお正月休みには娘や孫たちが帰省し、家族で集まることができました。直接顔を合わせ、肌が触れあうことの喜びは何にも代えがたいものです。久しぶりに会った孫たちの「満面の笑み」は、私の心の奥深くに刺さりました。これはリモートツールやAIではどうしても実現できないことのひとつです。このような人間の営みは、まだまだツールがとってかわることは難しそうです。
現在のAIやIT技術も進歩を重ねており、例えば育児や介護の現場において支援が必要な人などにある程度寄り添うことはできるようになっています。会話できるロボットなども情緒面での支援になりますし、AIなら同じ話を何回でも聞いてくれます。ですが、そうした簡易的なコミュニケーションではない、もっと深い部分への支援という面ではまだまだ人間同士のコミュニケーションにはかないません。また、リモートで人間が支援するとしても、メールやチャットだけでは真意を汲んだコミュニケーションは難しいでしょう。そこをどうやって補い、支援していくのか、今後社会が取り組んで行かなければならない問題だと思います。
対面のコミュニケーションで大事なのは、聞き上手になって「うなずき」を増やすことだそうです。確かに私も小さな孫たちとのコミュニケーションでは、うなずきながら一生懸命話を聞いてあげるようにしていました。。自分の話をよく聞いてくれて同意(うなずいて)してくれると、いいコミュニケーションがとれたと感じますよね。
2025年は、周りの人たちと直接話をし、聞き上手になることを心掛けてコミュニケーションをとっていこうと思います。