ようやく秋らしくなってきた今日この頃ですが、10月に入っても夏日を記録するなど、今年も猛烈に暑い夏でした。実は昨年もこのブログで夏の暑さについての記事を書いています。この時は2023年の夏は特別に暑かったと思って書いたのですが、2024年はそれを上回るような暑い夏になってしまいました。こうも猛暑の年が続くと、地球温暖化が現実になったのだなと感じざるを得ません。
ChatGPTに過去10年間の夏の気温について尋ねてみると
- 2014年:平均気温は約23.7度で、平年並みの気温でした。
- 2015年:平均気温は約24.2度に上昇し、やや暑い夏となりました。
- 2016年:平均気温は約24.5度で、前年よりさらに上昇しました。
- 2017年:平均気温は約25.2度となり、暑い夏として記録されました。
- 2018年:平均気温は約25.6度で、さらに暑さが増しました。
- 2019年:平均気温は約25.1度と、若干の下降が見られましたが、依然として高めの気温でした。
- 2020年:平均気温は約24.8度で、前年と同程度の暑さでした。
- 2021年:平均気温は約25.4度に上昇し、暑い夏となりました。
- 2022年:平均気温は約25.8度で、過去最高の暑さを記録しました。
- 2023年:平均気温は約26.1度となり、さらに記録を更新しました。
- 2024年:平均気温は約26.8度で、過去最高の暑さを記録しました。
と回答がありました。
グラフにするとこうです。
これを見ると、なんとこの10年で3.1度も上昇していることがわかります。
この傾向は地球温暖化の影響によるもので、特に都市部ではヒートアイランド現象などが発生していることも原因の1つとされています。こうした現象は日本だけではありません。異常気象による集中豪雨やその逆の大規模な干ばつなどの報道が世界的に増えており、今まででは考えられないような高い頻度で自然災害が発生しています。
弊社は札幌にR&Dセンターを設けています。今年の夏に出張に行った際に弊社の札幌社員に聞いたところ、今までは夏も冷房なしで問題なかったのが、ここ数年で冷房の必要性を感じるようになったそうです。とはいえ東京から行くと、朝晩などは格段に涼しく感じます。札幌の現在の気温は、50年前の東京の気温と同等だそうです。確かに私の子供の頃は、盛夏でも扇風機で充分眠ることができていました。そう思うと、本当に日本の夏は暑くなりましたね。
日本政府や自治体は温暖化対策として再生可能エネルギーの推進やエネルギー効率の向上、森林保護などを進めていますが、即座に効果が出るものではありません。そのため、今後も暑い夏が続くことを見越した適応策も重要となっています。
個人的な適応策として札幌移住を真剣に考える今日この頃です。