パリオリンピック観戦雑記 その2

パリオリンピックは終了してしまいましたが、オリンピックに関連する面白い記事を見つけたのでご紹介したいと思います。

私がパリオリンピックの後半日程で注目した競技は、陸上でした。他の競技では判定が微妙だったり、採点についても納得できないことがあったりしましたが、陸上競技は速く、遠く、高くといったところで競うため、誰が見ても結果に納得できる競技です。

私が見つけた記事は、その陸上競技に参加している選手の年齢について記述されたものです。オリンピックの陸上競技選手のピークは、男女ともに27歳だそうです。27歳以降にピークを迎える可能性は44%で、毎年この可能性は低下するそうです。こんなデータだけ見るとなんだかちょっと切ない気持ちになってしまいますが、1996年のアトランタオリンピックから2021年の東京オリンピックまでの競技データ分析の結果ということなので、客観的には正しいのでしょう。28歳以上で金メダルを取ることができないということではありませんが、選手としては気になるデータでしょう。

このオリンピックに関するデータ分析に陸上競技が選ばれたのは、他の競技にはオリンピック以外にも毎年のように国際的に注目が集まる大会がありますが、陸上競技がもっとも注目されるのはオリンピックだからです。オリンピックは4年に1度なので、そこに合わせてピークを迎えることが重要ですが、実はその出場権を得るタイミングの方がいいパフォーマンスを発揮しているというデータもあるそうです。

このようにデータで事実が明らかになると、それを利用してスケジュールを組むことも考えなければなりませんね。しかし、こうしたデータが全ての選手に当てはまるわけではありません。男子100mでオリンピック3連覇を果たしたウサイン・ボルトは、この間22歳から30歳を迎えています。2004年アテネの勝者であるジャスティン・ガトリンは22歳で金メダル、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは34歳でしたが、ウサイン・ボルトに次ぐ銀メダルを獲得しています。メダリストに限るとパフォーマンスのピーク年齢が27歳ということもなさそうですね。

日本人選手はなかなか陸上では苦戦していますが、こんなデータに抗ってメダルを獲得してほしいと思っています。

参考URL:
https://www.healthday.com/health-news/exercise-and-fitness/is-there-a-peak-performance-age-for-olympians

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