今月、3年ぶりに海外出張しました。
コロナ禍前は、年に3回程度海外へ仕事やプライベートで行っていたのですが、海外へ行くことができずに3年以上経過してしまいました。パスポートも切れてしまいましたので、更新してシンガポールへ向かいました。
今回は、パートナーであるQlik社のイベントに出席するため5日間滞在しました。コロナ禍だったことで色々と手続きが面倒になっていて、検疫手続きが出国時と入国時に必要となりますが、オンラインで手続きを行い、スマートフォンの画面にQRコードを表示することで無事に通過することができました。日本→シンガポール→マレーシア→シンガポール→日本というルートで移動しましたので、オンライン手続きであっても大変でした。慣れれば、大丈夫そうですが・・・
日本への入国では、Visit Japanというサイトで手続きを行いました。デジタル庁が作成しているWebサービスのようです。こんなところにもDXを感じることができました。QRコードを見せるといっても全ての処理は事前にシステムに登録されるので、パスポートさえあれば他の書類があまり必要はありません。以前にも増してパスポートの重要性は高いと感じました。情報の管理は益々重要となり、悪用されると本当に怖いですね。データ管理はシステムでしっかりとやらないとリスクが非常に高まっていると思います。
話は変わりますが、シンガポールの街で、マスクをしている人は10%にも満たない状況ですが、お店の店員さんはマスク着用率100%なので、完全にマスクフリーというわけではありません。やはりマスクをしないで外出(日本でも外ではマスク不要と言っていますが)するのは快適でした。早く日本もこれくらいになると良いですね。
もう1つ感じたのは、私自身の英語力の低下です。元々、英語をスムーズに話すことはできませんが、今回はお店での会話も少し理解できずに困ってしまうことがありました。日本では、ここ数年間英語に触れる機会が激減してしまい、ヒアリング能力もすっかり下がっていました。しかし、最近では、翻訳アプリが多数あり、今回色々と試そうと準備して行きました。仕事では、普段DeepLというアプリを使用しているのですが、文章や書類の翻訳は非常に精度高く自然な翻訳が可能です。今回もDeepLを使用するつもりで準備していたのですが、マイクからの音声入力感度が悪くてうまく使用できませんでした。もう1つ試したのはマイクロソフト社の翻訳アプリで、音声入力感度は素晴らしくて流れるように日本語に変換されて大変助けられました。でも英語は、もう少し理解できるようにならないといけないと強く感じた出張でした。
最後に、今回の出張では、3年以上会うことができなかった人たちと直接会うことができたのも大きな収穫でした。話をスムーズにできなくても一緒に食事をしたりすることで離れていた心の距離をまた縮めることができたのは嬉しかったことです。
やはり海外へ行くと、日本では今まで感じられなかった分野でDXやAIのちからを感じますね。