2年ぶりのオフライン開催のdb tech showcaseで感じたこと

db tech showcase 2022 Tokyoが無事に終了しました。登録者数は昨年を超えて過去最多となりました。
ご参加頂きました皆様、ご協力頂きましたスポンサー各社様、ありがとうございました。

私のオープニングセッションにご参加いただいた方々はご存じと思いますが、恒例のdb tech showcaseでアンケートを実施している「現在使用しているデータベース」、「今後使用してみたいデータベース」の結果をご紹介しました。このアンケート結果はdb tech showcase開催日の前日に集計したものですが、以下のような結果になりました。

使用している(扱える)データベースのランキングは、
1.Oracle
2.PostgreSQL
3.MySQL
4.Microsoft SQL Server
5.AWS: Amazon Aurora (MySQL)
6.AWS: Amazon Aurora(PostgreSQL)
7.AWS: Amazon RDS (PostgreSQL)
8.AWS: Amazon RDS (Oracle)
9.AWS: Amazon RDS (MySQL)
10.AWS: Amazon Redshift
という結果で、10年間Top4のRDBMSは、不動です。
毎年増加しているクラウドで提供されているデータベースですが、今年は、とうとうAWSのデータベースが5位から10位を占めてしまいました。11位がAzure SQL Databaseで、12位がGoogle Cloud BigQueryなので、ほぼクラウドでの利用が大勢を占めることとなりました。

一方、今後使用したい(聞いてみたい)データベースのランキングは、
1.TiDB
2.AWS: Amazon Aurora (PostgreSQL)
3.GCP: BigQuery
4.Snowflake
5.AWS: Amazon Aurora (MySQL)
6.GCP: AlloyDB
7.GCP: Cloud Spanner
8.AWS: Amazon RDS (PostgreSQL)
9.PostgreSQL
10.AWS: Amazon Redshift
となりました。なんとTiDBが1位です。
以前の私のBLOGでも昨年のdb tech showcaseで印象に残ったセッションの1つとしてTiDBを上げさせていただきましたが、参加者の皆様も大きな興味を抱いたということだと思います。db tech showcaseらしい結果になりましたが、やはり事例セッションは大きなインパクトがありますね。
この他にも、ご紹介した53技術のうちの34がデータベーステクノロジーの紹介となったように、db tech showcaseも原点に戻ったような気がします。

一方、ちょうどコロナ感染者数が増加してしまったことも影響したのか、オフライン(会場)での参加者数は伸びませんでした。
オンラインで参加することで移動時間や隙間時間を効率的に使うことができるので、これもオフラインよりオンライン参加者が多かった理由だと思います。
しかし、実際に会場で参加して頂いたスポンサーを含めた登壇者の方々や来場者の方々とFace to Face(面と向かって)コミュニケーションをとることができたのは、本当に嬉しいことでした。毎年、顔を合わせていた方々と3年ぶりにお会いし、リモートでしかお話したことがなかった方と直接お会いして嬉しかったのは、「雑談」ができたことだと感じています。ビジネスの話ではありませんが、皆さんの近況をお聞きすると、家族が増えたり、病気で入院していたりで「そんなことがあったんですね」とお互いに盛り上がりました。

ビジネスには関係ない話なので、リモート会議ではなかなか話しにくいのかもしれません。時間的に制限があったり、メンバーも色々で個人的な情報を話すのが難しくなってしまったように思います。以前のBLOGでも書きましたが、人間は五感(視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚)を共有することでお互いに信頼度が深くなるそうです。今回は、「雑談」することができ、五感を共有することができた影響が大きかったと感じています。
今年のdb tech showcase最終日のフェアウェルパーティー(懇親会)でもマジシャンGOさんや華原朋美さんのショーがあってさらに盛り上がりました。是非来年は、皆さんも会場に来て参加していただきたいと深く思いました。

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