SNSがつなぐ長期的な関係

先日のBLOGでは、私が長期的な人付き合いをしているということについて書きました。
実は、先週末に、私が新卒で入社した日立製作所の最初の上司からお誘いをいただきゴルフに行ってきました。元上司と日立の2年先輩と妻の4人です。

元々コンピュータに関わることになったきっかけは、配属先が半導体の組み立てを行う部署だったにも関わらず、機械工学科を卒業した私にこの上司が「コンピュータで応力解析や熱伝導解析を行え」という指示から始まりました。また、妻との出会いはこの上司が指名で同じ部署に連れてきたこともあって、ビジネスでもプライベートでも大きな「影響」を与えてくれた方です。お誘いいただければ、断ることは、できません。

元上司のMさんは、もう既に卒寿(80歳)という年齢ですが、LINEを使いこなして連絡をいただいています。ゴルフも飛距離は落ちたものの、Par3ではバーディーを取るなど元気一杯で、私と変わらぬペースで歩いてラウンドしました。スコアも100は楽に切っていて、30年前と変わらぬ口調で「伊達に50年以上もゴルフしていない!」と言われました。
昼食時には、どんな仕事なのか?クラウドは何が良いのか?などまだまだ技術者として興味を持たれているのも凄いことです!
私も80歳まではまだ少し時間がありますが、健康でいつまでもいろいろなことに興味を持っていきたいと強く思いました。

私と妻が日立を退職したのは30年以上前ですが、それに対してMさんと一緒に仕事をさせていただいたのはたったの7年間なので、退職してからの方が圧倒的に長くお付き合いしています。このようにお付き合いが続いたのは、LINE、FacebookなどSNSが普及したことで連絡が楽になったことが大きいと思います。SNSは電話や手紙といった旧来のコミュニケーションツールと比較すると「速い」ことが特徴だと思いますが、私は最も重要なのはコミュニケーションのハードルを低くしたことだと思っています。SNSは、色々とネガティブな問題もクローズアップされますが、世界中の人と瞬時にやり取りできるようになるという、素晴らしい変化をもたらしてくれました。

最近、米起業家のイーロン・マスク氏がツイッターを買収→撤回という記事がネット上を賑わせました。この中で「米調査会社によると、デジタル広告市場におけるツイッターのシェアは1%未満で、20%を超える米グーグルや米メタに水をあけられている。」という記述があり、そんなに大きな差があるのかと驚きました。
実際のユーザー数は以下の表の通りです。

各SNSユーザー数更新情報まとめ

グローバル日本国内
SNS名称月間利用者数(MAU)発表・参照時期月間利用者数(MAU)発表・参照時期
Facebook29億1,000万人2021/122,600万人2019/07
YouTube20億人2021/126,500万人2020/09
Instagram10億人2018/063,300万人2019/06
Linkedin8億人2021/12200万人2021/03
TikTok10億人2021/091,690万人2021/10
Twitter3億3,000万人2019/054,500万人2017/10
2億1,100万人(※DAU)2021/10
LINE1億8,900万人2021/119,000万人2022/4
※DAU(デイリーアクティブユーザー):1日の利用者数
出典:https://find-model.jp/insta-lab/sns-users/

グローバルと比較すると、日本では、最近Facebookが少ない印象です。逆に買収騒動があったツイッターは、日本のユーザー数が非常に多いです。(Facebookではグローバルのうち日本が9%に対してTwitterは14%となっています)
また、LINEは主要なアジアの国や特定の地域を中心に使われていますが、日本のユーザーが半分近いこともわかります。
このデータを見ると、ツイッターの広告収入が少ないことも納得できますね。
表に載っていないSNSもたくさんありますし、TikTokのように急速にユーザー数を伸ばしているサービスも次々と現れています。

SNSのようなサービスは、使わないとその良さがわかりません。以前は、「また会いましょう」と言っても疎遠になってしまうことが多かったと思いますが、これから先もこのような新しいサービスに怯まず、興味を持って積極的に使っていきたいと思います。

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